ご家庭の楽器について

 

ピアノの上達には家での練習が欠かせません。楽器はインテリアではなく、教具と考えて下さい。あわてて指導方針に合わないピアノを用意しないようにして下さい。

練習には、生ピアノ(普通のピアノ)が必要です。どうしてもの場合は電子ピアノでも構いませんが、電子ピアノ癖が出るのが、男の子だと小2~3年、女の子だと小4~5年です。癖が出てしまうと、家では弾けたのに、発表会のピアノの鍵盤は重くて弾けなかった、という悲しいことになってしまいます。

どうしても電子ピアノしか置けない場合は、本番前だけでもレンタルピアノを利用して下さい。

またキーボードでの練習は、将来的にピアノを用意するという前提で、習い始めて遅くも半年までにして下さい。初回の発表会は連弾になることが多いです。キーボードだと鍵盤の数が足りず、楽譜の音が存在しないため、ステージ上でわからなくなってしまうからです。

最近の曲は色彩豊かな曲が多く、広い音域を使うため、キーボードだと練習不可能なのです。

趣味の大人の方は、電子癖があまり出ないので、電子ピアノでも何とか大丈夫です。


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